このページでは、就職活動で必要な自己分析の簡単なやり方について記載しています。ここでは、就活で内定を得るための自己分析について取り上げており、「自分は何者なのか?」といった自己分析の話はしておりませんのでご注意ください。ESと面接でPRすべきことを明らかにするというイメージでお読みください。志望企業を絞り込む話はまた別記事にて紹介します。
就職活動で必要な自己分析の簡単なやり方
就職活動といえば自己分析ですが、今までやったことが無いのでどう進めて良いか分かりません。
なるべく簡単にやりたいのですが。。。
自己分析にはコツがあります。
コツを押さえれば、簡単にやることができますよ
就職活動で必要な自己分析は簡単
このブログでの別記事(就活での第一印象の高め方【事前準備が大事】)でも書きましたが、就職活動で大事なのは、第一印象です。
中でも気を付けるべきなのは、以下の2点です
②第一印象と同じであることを確認するように面接される
つまり就活においては、相手に与える第一印象を良くした上で、第一印象の中から良い面を強調する方向に誘導できれば、それで面接は通過できるのです。
そのため、就職活動での自己分析は、第一印象で抱かれがちな自分を理解するのが重要ということです。
自分は何者なのか?という哲学的な問いに答える必要は、就職活動のためには必要ありません。
※人生のためには必要かもしれませんが、それはここでは置いておきます。
すいません意味が分かりません。。。
具体的に言うと、第一印象で「活発」であるとみられがちな人の場合には、自己分析、すなわちESや面接で打ち出すべきPRは「活発」で良いのです。
つまり、就職活動での自己分析は、本当の自分の分析では無く、自分が抱かれがちな第一印象を理解するということです。
就職活動における簡単な自己分析の具体的な進め方
具体的にはどうすれば良いのでしょうか?
自分でやるよりも、人に頼ったほうが効率的です
自分が抱かれがちな第一印象を理解するためには、自分で考えるよりも、人に頼る方が早くて確実です。
やり方は簡単で、以下のような質問を5人の知人にしてみてください。
②私の改善すべきところ
③私の第一印象(覚えていれば)
特に、知り合ってから半年以下の方から回答は、第一印象がまだ残っている場合が多いため、面接官が抱く印象になる可能性が高いです。
学部生であれば研究室の先生や先輩、修士であれば配属されたての後輩など、まだ知り合って半年経過していない人の意見が最も参考になります。
また、可能であれば学生のみならず、社会人の意見が聞けるのがベストです。
①私の良いところ【知人に聞く質問】
特にひねりはありませんが、これはこのまま自分の長所になります。
②私の改善すべきところ【知人に聞く質問】
これはこのまま、短所として受け入れることもできます。
一方で、これを裏返して長所として見せることもできます。
たとえば、友人からの回答が「〇〇さんは、考える前に行動してしまうことが多いので、もう少し考えるのが改善点かも」といった意見だった場合、
①「考えが足りない」とすれば短所
②「行動力がある」とすれば長所 です
人間には、絶対的な長所や短所というモノはありません。
ある特徴が、良い方向に出た場合には長所、悪い方向に出た場合には短所となるだけです。
そのあたりを理解できると、ESも面接も楽になります。
③私の第一印象【知人に聞く質問】
知りあって浅い人で、第一印象を覚えている人の場合は、第一印象を聞き取ってください。
ただし、半年以上経過している場合、第一印象を「覚えている気になっている」可能性があるので注意してください。
※人は間違いを認めたがらない生き物なので、今思っている長所や短所を、第一印象でも見抜いていたと錯覚しがちです。
自己分析のとりまとめ編
質問が終わったら、5人分の回答が集まっていると思います。
それらを集計して、自分の特徴一覧を作りましょう。
全ての意見を、以下のような表にまとめます。
長所として出る場合 | 短所として出る場合 |
---|---|
行動力がある | 考えが足りない |
自信を持っている | 態度がデカい |
周りに配慮ができる 充分に考えてから行動できる | 自信が無い |
これで自己分析はOKです。
あとは、これを使ってエントリーシートや面接対策を行いますが、それについてはまた別の記事で記載します。
就職活動で必要な自己分析の簡単なやり方【結論】
それでは、このページの結論です
①自己分析は友人に3つの質問をする
②得られた回答を一覧にまとめる
自己分析って、禅問答のようなものだと思っていましたが、意外と簡単なんですね!
さっそく友達とやってみます!
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